2022

 

 

 

2022

おわりにあたって

 

 

週1日記を気がつけば丸5年、書いていました。

2022年最後の記録も、いつもの年に則って、

ひとつの漢字を選んでまとめていくことにしましょう。

 

今年は

「恵」

 

恵みをたっぷりと受けた1年でした。

 

この字を12月の半ばくらいまで頭に思い浮かべていたけれど

年の瀬にかかるにつれて、

ますます恵みを感じることが多くなり

毎年感じるものではあるけれど、今年は特に、だったと思うのでこの字にしました。

 

 

今年は出来事としては

入籍、結婚式、これができたことが何よりもの大きな思い出になりました。

 

そのイベントごとに

家族やお友達、そして新たに家族になった彼に対する

感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

たくさん支えてくれたり、

優しくて素敵な言葉をかけてくれたり、

自分の人生が自分の人生たるものとして送れる理由には、この人たちを欠かすことは決してできないのだと強く思い知る機会が本当に多い年でした。

 

幼なじみや中高の同級生がいかにして私の生きづらい学生時代を支えてくれていたかを思い出し、

大学生の頃の友達がいかにして私を今の私としてつくりあげてくれたかを笑いながら実感し、

バイト時代の友人がいかにしてわたしがどこかにbelong to できるんだということを教えてくれたか、そして、いかにしてサービス・飲食店への愛の芽生えのきっかけを与えてくれたかを振り返り、

ほんの一瞬の出会いで今まで続いている友だちがいかにして一期一会の大切さを説いてくれたかをしみじみと理解した、

 

そしてなによりも何よりも大切な家族がどれほどの愛をこれまで注いできてくれたかを痛いほどまでに知ることができた、

 

そんな結婚式をあげられたことは

今年の思い出

どころか

自分の人生の中で深い深い記憶に残るものになるでしょう。

 

日記を読み返していて再確認をしたけれど、

主人の存在があたたかくてたまらないこと、

これももちろん特筆すべき、今年感じたとっても大切なことです。

今年も彼の家族やお友達との出会いも多くあり、

出会ったのはつい最近だけれど、どんどんその深い歴史やバックグラウンドを知ることができ、過去1、2年よりももっと深くお互いを理解できてきているのではないでしょうか。

 

 

 

そして、職場でもたくさんのいい変化がありました。

年の頭はすこしつらくて、

投げ出しそうな時期もありました。

身体の調子も崩しかけて、

いろいろと捨ててしまいそうになったこともありました。

 

でも、

踏ん張ったかいがありました。

 

新しい仲間を迎え入れて

彼女たちの存在の心強さ、優しさのおかげで

働いていて孤独に感じることが一切なくなりました。

仲間と働いているという気持ちが例年以上に持てるようになった環境で、ますます良いお店にしたいという気持ちを持ちながら仕事に臨むことができました。

 

去年の今頃の日記を見ると

時間だけがすぎてしまい気持ちが追いついていないという記録がありました。

 

今年は、そういう感情はなく

毎日あたたかく

毎日たのしく

もっともっとよくしたいというやる気さえもめきめきとでて、

仕事を良くできたかどうかは一度置いておいて、

自分の精神面は非常に良い状態で

仕事に精を尽くすことができました。

 

これは自分がどうのという話では全くなく、

お店を大切に思ってくれる素敵なお客様と

その皆様が楽しんでくれている笑顔と

そしてみんなでひとつの方向性に向かっているという実感で

保つことができたのです。

 

スタッフの皆様とそしてやはりオーナーの素敵さかっこよさ…初心に帰って、あぁ彼女のエレガントさ、これに憧れてここにやってきたんだ、こう思える瞬間がとても多く

改めて今いられる環境、その恵みへの感謝がおさまりません。

皆様のサポート、力があってこその有難い毎日だったのです。

 

あとはもう一つ、自分で変えられたこととしては

この日記にも何度か書いたけれど

お客さんとして「心からの接客」に触れることで

吸収して、実践する

それができたと思います。

 

京都の大好きなあのお店やこのお店、

そこで時間を過ごすからこそ

次帰ったら「心からの接客」、これをしようと心を整えることができました。

 

その甲斐あってか、

京都から帰る度ごとに

自分にとって心地の良い仕事

=きっとお客様にとっても心地の良い接客

ができるようになっていった気がしています。

 

 

 

今年のご縁は本当に恵まれていたもので、

ティールームのお仕事だけでなく、

英語のお仕事も「恵み」を感じられるものになりました。

いつもの生徒さんが変わらずオンラインで受講し続けてくれたことももちろんだけれど、

何よりは何年振りかの対面レッスンを受けてくれるご兄妹に出会えたこと、本当に大きな経験になりました。

 

自分の足りないことが浮き彫りになるし

でもやっぱり、直接向き合っていて得意だなと思えることや好きだなと思えることも見えてきました。

 

どこかで書き残したけれど

やはりお菓子を焼く、だけの人生では

私は少し物足りないみたいです。

これがあってこその私の人生だなと思える英語の先生ライフを過ごせているのではないかしら。

 

 

自分なりに仕事を「たのしむ」ことはできたから

2023年はもっともっとプロフェッショナルとして

高い意識をも立て行きたいというのが最近心の中でふつふつと考えているところです。

ふわふわとならいくらでもできてしまう仕事。

 

自分だからこそ、

とか

自分しかできない

とか

そんな仕事をしたいし、

誇りを持って語れることを増やしていきたいと思っています。

 

そのためには

技術、知識、

 

今のような生半可な状態ではなくて

 

もっともっとトレーニングしたり

他の人の働き方を学んだり

とにかくもっと上を

誰に自分のことを語っても恥ずかしくない

そんな仕事をできる人になっていきたいというのが来年に向けた目標です。

 

 

 

 

庭、禅、茶、香

この辺りとの出会いも大きく心に響いた2022年でした。

これをいかにして、今まで自分が身につけてきたことに組み込んでいくか、これもまた2023年のテーマにしていきたいところです。

 

趣味としてもっと楽しむことももちろん、

仕事としてもっと深みを持って自分のものにしていけたら、

自分だけの世界をもっと固めていけるのではないでしょうか。

 

イギリス

ナショナルトラスト

自然

ティータイム

 

これをひとつのかたちにできるのは、

わたしだけ。

うん、そうしてゆくのです!!!!!

 

何を進めていくかはもちろん自分次第です。

 

時間をかけてでも

 

でももちろん

来年という短期期間の中でも

何か少しでもいいから形にしてゆく、

これも一つの目標として掲げてゆきます。

 

 

 

目標がいまひとつ、ふたつとならんで、

3つ目の目標、のぞみは

子どもを迎えることです。

 

ここ1、2ヶ月色々と向き合っては

色々と考えては感情が揺らぐこともありました。

小さな頃から紡いで続いてきたたったひとつの夢です。(小さい頃からっていうのがおもしろい。。)

 

自分1人だけじゃなくって

彼もしっかり考えてくれたり

向き合ってくれたりすることに

いつもいつも感謝をしています。

 

もうすぐきてくれるんじゃないかな。

 

秋頃には新しい恵みをこの手にできていたら

それはとっても嬉しいこと。

 

これだけに囚われないことも大切だけど、

やはり大切にしたいことであるのは変わらない事実だから。

自分に正直に、

自分に厳しくも優しく、

彼と足並み揃えて2人でいい家庭を築けていけたら、本当に幸せに思います。

 

 

 

 

今年の終わりは

また京都に来ることができました。

 

 

本当に幸せです。

 

思い入れの強いお寺で坐禅を組み、

東京で出会った大好きな友だちと時間を過ごし、

奈良にも足を伸ばし、

錦市場の活気に包まれお正月の準備をして、

素敵なレストランでランチして、

最後には

岡崎神社で来年に備えてうさぎさんをたくさんみて、

そして2人でうさぎさんに願掛けもしてきました。

 

限られた時間だったけど

 

最後に鴨川の夕焼けまでもみれてしまって

 

今やりたいこと

全て

 

全てをやり尽くせた旅になりました。

 

 

 

悶々と彼と過ごせる時間の短さを嘆いたり

短くてもあまり悲しくならない自分の感情そのものに落ち込んだり、

そんな時もあったけれど

 

今はそれを乗り越えて

 

もっともっと大切なものが私たちの間にはあって

形には見えないけれど、

それをこれからも守っていけるようなそんな気がしています。

 

 

 

一年通して幸せだったけど

ここ3ヶ月ほどはますます、ますます幸せが高まっていくような

本当に恵みたっぷりの

皆様あっての、

そしてわたしだけの

最高の1年になりました。

 

 

1年のおわりに

最高の1年になりましたって言えること

それがもう

恵まれすぎていて

幸せで、幸せで、幸せです。

 

 

 

 

2023

1 プロフェッショナルな仕事を

2 自分の世界をより確立させる

3 こどもとめぐり合う

 

これが決意

 

 

今年得られたことを活かせば

なんでもできるようになりそうな気がします。

自分を癒す方法、落ち着かせる方法、楽しませる方法、幸せにする方法、やる気を出す方法、たくさんの時間を費やして知ることができました。

それもまた、恵み。

 

この恵みを決してわすれずに

 

そして

去年も確か書いていた

 

もっともっとピュアに

ギブできる人間であれるように。

 

 

どれほど恵まれているか実感できた年の暮れ。

これを無駄にするほど、愚かなことはないでしょう。

 

 

今年を素敵にしてくれた全ての恵みひとつひとつを掬い取って

 

ものにも

ひとにも

環境にも

自然にも

 

全てに対して恩返しをしていくような気持ちで

 

 

そういうことを絶対に忘れらない人間に

生涯通してなれるように

 

その一部である一年間を

 

毎日特別なものだと噛み締めながら

 

過ごしていきたい所存です。

 

 

身近にすこし

死を感じることも多かった一年。

反対に兄に娘がうまれて

生を実感することもありました。

 

命を受けたことの恵み、有り難み

それが全ての始まりです。

 

わすれないように

1秒を大切に

 

1人との出会いを大切に

 

 

胸に抱えて過ごしていきます。

 

 

本当にたくさんの恵みに

頭の上がらぬ

最高の2022年でした。

 

 

全ての恵みにありがとう。