15

 

 

遅刻遅刻っ

 

6月に向けて試験の勉強を始めました。

 

かつてと比べると、とんでもなく集中力がもたなくなっていて

机に向かえるのはせいぜい30分。

それくらいの時間が過ぎるごとに、

眠ったり、お茶飲んだり、トイレ行ったり。

そしてチェーンスモーカーのような感覚でガムを噛んでは出したり。

多分、受かるかな、とそんな心の奥底で思っている感情が

こういう勉強習慣、態度に表れてしまうのだろうな。

真面目に向き合いたいな、しゃきっと。

時間がなくなってくれば、自分は変われるんじゃないかな

そんな淡い期待を自分自身に対して抱きながら。

 

 

この1週間は

人が生まれたり、死んだり、人生って色々だなあと

当然ながらも普段あまり考えない生と死について

迫られているかのように、たくさん考えてしまう時間を過ごしました。

 

まずは兄に子どもが産まれたこと。

これは人生の中でとっても大きな出来事です。

兄が結婚する時も嬉しくて驚いたけれど

こんなにも早く新しい命の訪れがあるなんて。

人間とも思えないくらいクシャクシャの姿も

少しずつ目がぱっちり開いていく姿も

あくびやミルクを欲する姿も

みたことあるようで、ないものだったから、

しかもそれが自分と遺伝子を分かち合っているものだから、

愛おしくてたまらない、自分の子だったら尚更なんだろうなと

思わされている毎日です。

 

そして、そんなタイミングにおばあちゃんの入院のお知らせ。

いろんなことを考えてしまい、悲しくて、不安です。辛いです。

今すぐに会いに行きたいけれど

もう、会いにっても、

私が過ごしたい時間と場所は

取り返しがつかず、もう追っても追いつけないものになりました。

もちろんおばあちゃんにあいに行きたいけれどね。

 

おばあちゃんのことを考えるたびに

温かすぎた小さい頃の新潟での思い出が蘇り

ユーミンの「優しさに包まれたなら」が頭の中を流れます。

 

「小さいころは神様がいて」「不思議に夢を叶えてくれた」

 

これ以上のなんでもない、本当にこれなんです。

 

また繰り返したい、でもそれは叶わないから

何万回もループしているけれど

その思い出があることが何よりも最強の自分の構成材料だから。

 

辛いけど

愛と祈りと感謝とを抱き続けて。

 

今週もきっといい1週間になるはず。