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今週は本当に良い1週間でした。

 

久しぶりに、明るい気持ちの、火曜日が来ました。

 

先週はあの日記を書いた後、もっと気持ちが落ちてしまって

全ての夜の仕事を取り辞めてしまい、

大泣きしながら

やっとこそ、彼に胸の内を話すことができました。

 

今まで誰にも言えずに溜めてしまっていたことだったから

最初は言葉を選ぶのが難しくて

上手く適当な表現ができていなかったと思うけれど

何処かでその決壊が起きて

殻を破って、心の言葉を発して、とってもスッキリさせてもらいました。

なきに泣いて、次の日は仕事を少し遅刻させてもらうなんて

愚かなことをしたけれど、あの1時間半で、

全てを取り返せたような気がして

少し踏ん張って本当に良かったと今は思えます。

 

多分意味のあった1時間半で、

もしかして何か考えを改めてくれた人もいたかも知れなくて

今週はそういう意味では、彼にも話した心に抱えていたものが

少し救われたように感じられる時間を過ごせたのでした。

 

そして日曜日にはももちゃんのお仕事復帰。

これが大きくて、日曜日は思うようにのびのびと仕事ができた気がして

この感覚を久しぶりに取り戻せたな、と

そして自分自身にこそ

もやもやを変えていかなければいけない責任と使命とがあるんだと思いました。

自分次第で、周りに伝えることだって、周りを変えることだってきっとできるし

それをしようともせずに

不満ばかり募らせてゆくのは

間違っていることだし

周りにいてくれる大切な人たちを傷つけてしまうことなんだと

新しくいろんな見方で考えられるようになりました。

 

毎日毎日、

お風呂上がりにリビングでぐーすか寝てしまったり

お弁当も作れずコンビニでおにぎりを買ったり

そんなここ最近だったけれど

やっぱりそれを改めたいです。

 

そんないいきっかけになる節目、誕生日がやってきました。

もしかして、

というか確実に

今までで一番幸せなお誕生日を迎えられました。

 

前日に欲しかったワンピースが手に届くように手配をして

それをカバンに仕込んで、出勤。

お客さんの数も穏やかで

人手も久しぶりに足りていたから

やばいやばい、となることなく

心のままに働くことができたのもまずは大きな一つの幸せでした。

自分の好きなことを仕事にできていると実感がしっかりできるような日でした。

 

そして

まさると待ち合わせをして、お鮨屋さんに連れて行ってもらいました。

背筋が伸びる、そんな素敵なお店で

普段だったらできない特別なことをさせてもらえる喜びはもちろん、

お店のサービスの手厚さに感銘を受けました。

お店を出る最後に、そこに追い討ちをかけられて。

大将の奥様からと、花束を帰り際にいただきました。

こんなことがあるんですね・・・。

心の底から嬉しくて

さらにはお花が似合うというどこまでも嬉しい言葉をかけてもらえて

こんな極上のおもてなしを受けられるのは

たいそうな勉強になって。。。

 

そんなことよりも、とにかく嬉しくて嬉しくて嬉しくて。

素直に嬉しすぎる、サプライズでした。

私もこんなことができる人になりたい、そう心から思いました。

 

冷たい雨の中(誕生日はいつもこんな天気)

家に向かおうと信号を渡ろうとしたら、

今日はこっちじゃないよ〜、二次会だよ〜とまさる。

 

ずっと前に次の月曜なレッスンがあるの?と聞いてくれていたから

薄々感づいてはいたけれど

まさかのずっと泊まってみたかった素敵なお宿をとってくれてしました。

 

今日はゆっくりしようね、と。

 

それだけじゃなくて

お宿に着いたら

ぴーんと張ってあるシーツの上に

パジャマと、ポテトチップス!と、心のこもったお手紙が。

私はどんなものより

お花とお手紙の贈り物が一番嬉しくて

特に恋人にはそれをいつも期待するけど

実際それってなかなか難しいことで。

でも

この日は、まさるは私の期待を遥かに遥かに超えて

愛と優しさと幸せをたくさんくれました。

 

手紙の内容が本当に嬉しくて

人に言えないことを話す、という私としては大きな壁のあることをした先週火曜、

そのことを書いてくれていて、

しかも、他の誰にも話せていなかった話をしてくれて嬉しかったよ、と。

負担や嫌悪を負わせていたら嫌だと思っていたけれど

どこまでもこんな風に包み込んでくれる言葉をかけてくれる人でした。

 

そして、「空間をプレゼントするね」という可愛くて

とっても温かい言葉。そう、そう、それが嬉しいんです。

私が何で喜ぶかを、もう全部わかってくれているのかしら、この人は。

そんな風に思ってしまう、素敵な夜だったのです。

冷蔵庫には好きなケーキ屋さんのケーキを忍ばせてくれて

いつもはしない、ベッドでお菓子を食べまくるという特別な時間をくれて

家事もレッスンも何もない、

好きな人と穏やかなことしかない空間は今までで一番の贈り物でした。

 

つぎの日もお気に入りの珈琲屋さんによって。

 

誕生日の夜から全てが徒歩圏内なのに

どこまでも非日常で特別な気持ちを味わせてもらいました。

 

結局休みの日はぐうたらしてしまって

思うようにシャキッとできなかったけど

先週よりは遥かに前向きで

やるべき最低のことは済ませられて

うんうん、こんなもんでいいんじゃないかしら。

 

27歳、変わることがいっぱいあるけれどいい意味で

変わらずに愛を大切にして行けたらいいなあ。

 

 

最高のお誕生日をありがとう。

こんな幸せにしてもらったからには、

絶対いいとしにしていかなきゃな!

幸先良さそう、いい歳になるよ!