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もう4周目の火曜日がやってきました。

 

催事が終わって、

やっと日常に帰ってきたけれど、

それでもどこか地に足つかずな

落ち着かなくて、そわそわして、少し気持ちが悪い毎日を送っています。

 

毎日幸せなはずなのに。

笑顔でいることも多いはずなのに。

 

お休みの日に限って、

気持ちに隙間ができると、

ただただ気持ちが下がってしまうのです。

 

お休みの日こそ

軽やかに、楽しく、過ごしたいのに。

 

 

でも、何かに没頭しているような時間は

やはり余計なことに気を揉まずに過ごすことができました。

 

一昨日は代官山のお兄さんとお姉さんが我が家に遊びにきてくれて

昨日はもう一人の代官山のお姉さんと話をして

あぁ幸せだったな。

 

友達として出会ったわけではないけれど

気がつけばここまで心の距離が近くなっていて

また会いたいな、また遊びたいななんて思える、

そう思い返すと幸せで堪らない経験をさせてもらえているんだなあとつくづく思います。

 

そして今日は

先週に引き続き、柳さん関連の展示に足を運びました。

国立近代美術館「民藝の100年」

 

今までイギリスが大好きで

イギリスの食器や家具、それから大学では文学なんかも勉強をしてきたけれど

民藝を知れば知るほど

日本の良さ、美しさ、素晴らしさを学ぶし

それと同時に、

民藝運動の少し先を歩いていたアーツアンドクラフツ運動との

深い関わりも見せつけられることに気がつきました。

 

柳さん達とイギリスのかかわりも本当に濃いものだったと思うと

今までの土台があるからこそ

今日本のことを改めて知るのが楽しいし

今まで学んでいたことがあって理解が深まる事実に

自分の経験に対して感謝をしたくなります、。

 

お菓子に繋がるくらいはなんとなく想定内だったけど

まさかここにきて

日本人の渋いおじさん達の運動に深く興味を持っていかれるなんて。

数年前の私からしたら驚くことだろうな。

 

 

 

日々、とにかく、

時間が進んでいく。

昨年はただそれだけで

何にもついて行けていなかったから

今年はもう少し、気持ちが追いつけるようにと

意識をしたいところだけれど

今初めてそんなことを意識して、ほうじ茶を飲みながら一息ついています。

 

 

 

昨日美容院で気づいたのだけれど

そういえば2020年の終わりぎわに

「風」の時代に入ったことを思い出しました。

 

それでいて、そんなことを忘れて2021年の総括にて

「風」という字を持ってきていたことを思い出しました。

 

ほんと、頭の中には何も残っていないんだな〜と思いつつ

潜在的にしっかりと風の時代に乗れているのかなという喜びも持ちつつ。

 

 

ボワボワと考えて、書いているけれど

今の精神状態は実は本当に、あまり良くないのです。

 

溺れている感覚が続いていて

眩い光に対して目を開けていられなくて

 

でもそんな時に

あんみつを食べたら、ただただ幸福感に包まれたのでした。

ああ、甘いものって本当に強い。

力のあるものなんだと、

明日から仕事のいいタイミングに気が付かされました。

 

でも今週もまた働くのは4日間だけ。

 

そうしたら、

縁の深いあの場所へ初めて足を運び

その次の週には腕によりをかけて作っていただいたこれから一生の宝物を受け取りに行きます。

 

楽しみが、いっぱいあるじゃない。

 

早く暖かくならないかなとそんなこともしばしば思いながら生きる今日この頃。

 

あたたかくなれば、きっと

もう少し時が進めば、きっと

もう少し、希望に包まれて

柔らかく、生きていけるようになるはず。

 

そうなれますように。